AmazonのKindleストアで春のプログラミングフェアが開催されています。
ここぞとばかりに、私も今日までに7冊ほど技術書を衝動買いして、暇さえあれば読書をしています。

購入した本の一冊に「スッキリわかるサーブレット&JSP入門」があります。
Webアプリケーションの基礎に関する書籍です。初心者の私にも理解しやすい内容です。

開発環境にはPleiadesを使用します。(MargeDoc Project Pleiadesダウンロードページ
Pleiadesとは、統合開発環境Eclipseと便利なプラグイン群、Apache Tomcatをセットにしたものです。

【Tomcatサーバーv6.0,v7.0,v8.0が追加できない!】
Pleiadesでアプリケーションサーバを作成する段階です。
書籍では、「Apache Tomcat v7.0サーバー」を選択し「次へ」を押すとあります。
しかし、いざサーバービューからTomcatを選択しようとすると、「次へ」のボタンが押せません!
SnapCrab_NoName_2016-4-19_14-55-44_No-00
どこか設定を間違えたのでしょうか。
ネットで調べてみると、同様の質問をする方を何人か発見しました。

もしかしたら、原因は他にあるかもしれませんが、私の場合の原因は至極単純なものでした。
Tomcatのインストールディレクトリの参照位置が間違っていた」のです。
「ウィンドウ」>「設定」>「サーバー」>「ランタイム環境」を参照してください。
SnapCrab_NoName_2016-4-19_15-8-14_No-00
ここで先ほどサーバーを作成できなかったバージョンのTomcatを選択してみましょう。
下部に「指定されたTomcatのインストールディレクトリーは存在しません」と表示されています。
これではサーバーが作成できるはずがありませんよね。しっかりと参照元を指定してあげましょう。
当該Tomcatを選択したうえで、右側の「編集」をクリックします。
SnapCrab_NoName_2016-4-19_15-11-36_No-00
な、なんだこの異空間への参照は・・・。
私の場合、ダウンロードしたPleiadesのファイルをHDDからSSDに移動させたんですよね。
その時にファイルの指定がおかしくなってしまったのでしょう。残骸は僅かにD:を示しています。
Pleiadesは非常に便利なので、ここからTomcatをダウンロードすることも可能です。
この場合、Tomcat6をダウンロードしたら、その場所をインストールディレクトリとして指定します。
SnapCrab_NoName_2016-4-19_15-16-10_No-00
はい。これでOKです。
Pleiadesのファイルには、「Tomcat」ファイルがあり、6~8の名前があるので参照しやすいです。
SnapCrab_NoName_2016-4-19_15-18-12_No-00
先ほどのサーバー作成画面に戻ると、「完了」ボタンが押せるようになっています。

こうした参照先の問題は、初心者が陥りやすいミスです。
なおかつ、使用者からしたら当然すぎて指摘するのを忘れる微妙な点かと思います。
これで環境は整いましたか?さあ、学習を続けましょう!